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■ 現在の仕事と状況
アロマセラピストとして活動しているSさん。
加えて、現在は天然石販売も行っているとのことですが、思うように業績がついてこないとのこと。
天然石事業はスピリチュアル要素も強いので、
「アロマセラピストがスピリチュアルをかじった程度…」と、そんな風にお客さんから思われているのが原因ではないかと、じゃっかん自己評価が低めだったのですが、
セッションを通じて、別のところに原因があるなと僕は感じました。
Sさんだけでなく誰にでも通じることなので、今一度自分のビジネスを見つめ直すいいきっかけにして下さい。
■ アナタはなんのために、それをやっているの?
かつて勤務していた会社をとある事情でやめざるを得なくなり、自宅で完結する仕事を探していたSさん。
そこで出会ったものこそが、アロマセラピストだったとのこと。
生活のために必至に勉強し、食べていけるほどの基盤を作っていった…それは大変立派なことです。
では一体、なぜ事業が伸び悩んでいるのか?
それはですね…
とても大事なことなので、あえて強めに言わせていただくと、
ただ仕事をこなしているだけ だから
つまりですね、目的(=使命)がないんですよね。
生活のために「ただやっているだけ」の状態になっているわけです。
アロマセラピストはもちろん、天然石販売やらスピリチュアルやら、Sさん以外にもいくらでもいるわけですよ。
なぜSさんがそのサービスを提供しなければならないのか、その部分があまり感じられなかったんですよね。
たとえばね、親父が板前だったという理由で息子がとりあえず家業を継いだ…
その街に寿司屋が1件しかなければ、それなりのお客さんを囲うことは出来るかもしれません。
しかし、「地元の新鮮な魚を使い、お客さんに笑顔とみなぎる活力を与えたい」と心から思う寿司屋が近所にオープンしたら、
なんとな〜く営業している2代目の息子の握る寿司より、新参者だけど熱意をもってやっている寿司を応援したいって思いますよね?
そんな状況になっているのでないか…って今回のセッションで感じたわけですよ。
食べていくためにとりあえずやる。
もちろんそんな状況のときもあるかもしれませんが、それを続けて事業が伸びていくなんてことはありえません。
あなただから「応援」したい。
寿司の美味さはそりゃ大前提ですが、人はその「使命感」に共感し、応援したくなるものなんですよね。
■ 使命感こそが最高のソリューション
というわけで、「使命感」というものが大きなヒントになるわけなんですが、
そもそも使命感ってどう芽生えるの?
って思う人も多いのではないでしょうか?
もちろん、最初から決まっている人も言いますし、やっていく中であとづけされていくパターンも少なくありません。
Sさんの場合、自宅簡潔の仕事からとりあえずアロマをやってみた、とのことですが、じゃあここで一つ問い直していただきたい。
なんでアロマを選んだのよ?
自宅簡潔の仕事なんて、今どき腐るほどあるわけじゃないですか。
その中から「アロマ」を選んだ理由…それをじっくり振り返ってほしいんですよね。
答えは自分自身の中にある。常々、僕はそう思っていますが、
Sさんの場合も、過去にアロマに癒やされた体験であったり、その体験を人に伝えたいって思いが、実感せずとも、確かに存在していることが分かったわけなんですよ。
ね!
アロマを選んだのって偶然ではないの。
ハッキリと明文化するのは難しいんだけど、必ず「縁」というものがあって、アナタにしか出来ない「使命」が存在するわけなのよ。
あれこれ起用にサービスを売ろうとするのではなく、「縁」のあるお客さんを満足させていくこと。
その積み重ね、お客さんの満足度が膨れ上がって事業拡大に繋がっていくわけ。
だから今一度振り返ってもらって、「使命感」を掲げてほしい。
そして自分を洗脳して、それだけをやっていけばいいんですよ。
誰をどう喜ばせたいか?
ビジネスって結局ここに行き着くとおもうんだよなぁ。
■ お客さんは何を求めているのか?
知っている人は知ってると思いますが、僕はかつて、大手のとある企業に務めていたんですよ。
さすが大手ということもあり、いわゆる「特許」というものが腐るほどありました。
もちろん、会社に巨万の富をもたらす使える特許もあったけど、その逆で「これ意味ある?」って特許もあったりで…
そんなとき、こう上司から言われたんですね。
おい相馬、この特許使ってなにかしてくれ
あのさぁ・・・
こんなクソのやくにもたたない特許で何をしろっていうんだよ。
「面白い」とか「もったいない」とか、そんな理由でかるく言ってくるわけですが、
そうじゃねぇだろ・・・
って思うわけです。
必ず、お客さんの悩みというものが存在し、そこに対して解決策を提示するから意味があるわけ。
いくら特許があろうが、そこに問題がなければ意味がねーだろと。
でもこれって、多くのビジネス初心者が抱える悩みと似ているわけですよ。
自分が出来ること(つまり特許)に固執して、本来の目的であるお客さんの悩みに寄り添ってないパターン。
もちろんね…自分ができることをするのは大事ですよ。
でもね、お客さんの悩みはそれだけではないはず。
その人のために何が出来るのか。
つまり、「どうお客さんを喜ばせられるか」。
そこに向かってただただ突き進めば、自ずとアイデアだったり解決策が見えてくるものなんです。
だから「使命感」が大事なんだよってことですね〜
とはいえ、お客さんのために聖者のような立派な虚像を作り上げる必要は一切ありません。
結局、「ありのままのアナタが好き」って人だけが残りますから、その人達だけを満足させてあげればいいんです。
レリゴーでも、
レリビーでも、
どっちでもいいですが、
あなたに会えてよかったと思ってくれる人は、この先たくさん現れます!!
そんな人を大切にしていきましょう!!!
って、話でした〜!